中国湖北省武漢市は新型コロナウィルスの発生地域となっており1月23日に交通網が封鎖されました。
閉鎖された武漢の現在の様子は、病院は患者で溢れて全く対応出来ていない状況。
不必要な外出や車の運転が制限されているので街はゴーストタウンと化しています。
封鎖された武漢に住む日本人は日本政府が用意したチャーター便で希望者は脱出が可能となりました。
武漢市民は封鎖が厳しくなっている現在では脱出は困難です。
今回、封鎖された武漢の病院や街の現在の様子などを中心にまとめました。
武漢封鎖/現在の病院の様子は?
武漢封鎖/現在の病院の様子は?
武漢市内にある新型肺炎患者の指定病院では、患者数が急激に増えた事で病院内はありえないほど混雑しており野戦病院さながらの状況です。
中には新型肺炎ウイルスに感染しているのか心配できているだけの人もいるので、その人達が院内感染してしまいさらなる患者の増加の恐れが。
ベッドや医療品は患者数の増加によりマスクなどが不足しており、対応に追われています。
病院は臨時ベッドを増やすなどしてますが、全く追いつかない状況。
患者数に対し医師も不足しているので、日本を含む諸外国の医師が応援に駆けつけてくれる見込みです。
中国政府は武漢市内に新型コロナウィルス患者専門の病院を短期間で2棟設置すると発表しています。
感染が拡大している新型コロナウイルスの現在の感染者数は、29日現在6057人による肺炎での死者が、死者132人に増えています。
今後封鎖されている武漢では感染者数が25万人以上、最大35万人まで増える見込みです。
死亡者に関しては中国本土以外ではまだいません。
・感染力は強い(SARSと違って潜伏期間中でも感染する。)
・潜伏期間は1日~2週間と幅がある。
・症状は初めは風邪と似たような症状。
・治療法は今のところ対症療法でワクチンはまだない。
[悲報]診察待ち人民で溢れかえり順番待てども来ない状況。発熱しても病院諦める人もいるはず。武漢では新型肺炎専門の仮設病棟の緊急建設中。仮設病院もまもなく。 政府も珍しくアクション早い #武漢封鎖 #武漢 #中国肺炎 #中国新型肺炎 #WuhanSARS #wuhan #SARS2020 pic.twitter.com/aRRwos4Fcr
— chinaNow (@chinaNow2) January 26, 2020
武漢封鎖/現在の街の様子は?
1月23日に武漢発着の航空便や鉄道をストップさせ、26日の午前0時からは車も許可された人以外使用禁止といった厳しい制限がかけられました。
武漢市外へ続く道路も封鎖されていて商店街の店も休業せざるを得なく閑散としとおり、市民は感染防止のため外出は控えているので街はゴーストタウンと化しています。
その代わりにタクシーを6000台用意され無料で利用できるように手配。
高速道路は武漢だけで無く湖北省全域で封鎖。
武漢市内の商店街のお店は休業となっていますが、武漢中心部のショッピングセンターは営業していて現在利用はできます。
ショッピングセンターでは、入店すると体温を測り熱がなければ買い物ができます。
店内は食料品や飲み物など商品が充実しており、ここだけは物流が正常のようです。
お客さんも、混雑して爆買いする様子もなく淡々と買い物をしています。
マスクに関しては不足しているので、業者は生産ラインを復活させ通常の5倍もの賃金を職員に支払い、対応しています。
ネットでもマスクは品薄のため高騰していますが、日本や他の地域からもマスクを支援する方向で話が進んでいるので、そのうち解消すると思われます。
#武漢 #武漢肺炎
武漢での閉鎖隔離、思ってたやつの30倍くらいヤバくて草も生えん。 防護服きてる医師も感染って、空気感染かよ……
土砂で道路封鎖してるそうな
なんでテレビでやらんの pic.twitter.com/MKl2lxXBBT— 吉野 たける (@i0CF838qfvqv0ZI) January 28, 2020
武漢封鎖/日本人や市民は脱出可能?
まとめ
封鎖された現在の武漢市内の病院の様子:病院、医師、ベッドの数やマスクなどの医療物資が不足。
封鎖された現在の武漢市の待ちの様子:空港、鉄道、道路の封鎖に加え車の運転も制限。不要な外出も禁止。
食料品は大型ショッピングセンターが営業していて食料や飲み物は問題ない。
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