新型コロナウイルスの感染カ拡大により小学校や特別支援学校が臨時休校になりました。
そこで政府は働く親のために学童保育や放課後等デイサービスの費用を補償すると発表。
学童保育の倍率は高いですが、今回の臨時休校に限り学童や放課後デイは柔軟に受け入れます。
今回は臨時休校の学童保育や放課後デイの費用補償や倍率などを中心にまとめました。
【新型コロナ】小学校の臨時休校/学童保育や放課後デイの費用補償は?
政府は学童保育や放課後等デイサービスを利用する際の費用補償をすると発表しました。
子どもを持つ共働きの両親の負担を減らすためです。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止させるためとはいえ小学校や特別支援施設が臨時休校になったのは政府の責任。
学童保育の利用料金は自治体により異なりますが子ども1人4000円~9000円くらいかかります。
特に2人以上いる家庭はなるべく出費を抑えたい所でしょう。
放課後デイも収入によりますが、平均的な利用料として月4600円ほどかかります。
しかも今回は朝から学童を利用するので通常より割高。
そこで政府が学童保育や放課後デイサービスの費用を出してくれることになりました。
・学童保育が定員オーバーの場合、小学校の教室で先生が対応する。
・学童保育等の費用は負担。
・放課後デイの定員制限をなくす。
保育園や学童保育は休むことなく続けることで、働く親達の負担を減らします。
しかし実際は学童保育だけでは人員がぜんぜん足りない。
急で朝から働ける人がいないので、学童保育を一日あけることは難しいです。
また、学童保育の定員がいっぱいで待機児童も多くいます。
すでに学童保育に通っている家庭の子は受け入れ可能ですが、パート、非正規社員、自営業の家庭の子は学童保育を利用できません。
あと学童保育は障害児の受け入れにナーバスになっているので特別支援学校が休校になってしまうと障害児の家庭は非常に厳しいです。
ただでさえ、なり手が少ない職種なのに。
どこも人手不足です。
それに、バタバタで支援員の心の余裕がなくなるとそれがこどもに影響して、怪我やトラブルが起きやすくなる。その対応に追われればさらに余裕がなくなる。#学童保育#学童#放課後児童支援員
— 彩夏 (@perc96) March 1, 2020
学校が休校なのに学校内にある学童を開所するのも意味あるの?
しかも学童の先生達だっていきなり仕事が1日になるなんて無理でしょ。
ただでさえどこの学童も先生足りないのに。#休校要請 #学童 #sukkiri— りあ (@ka8usa) February 27, 2020
臨時休校中の基本的な学童保育の時間帯
開所時間:平日
9時00分〜18時00分まで
8時30分〜17時00分まで
が多いです。
その他オプションとして19時00分まで預かってもらえる学童保育もありますので、各自治体に問い合わせてください。
希望者は学校で受け入れられるような体制をつくるため、小学校教師も学童保育の支援が可能に。
送迎や昼食(お弁当)は保護者にお願いしています。
基本的なタイムスケジュールです。#世田谷 #休校 #預かり #共働き #小学生 #過ごし方 #学童 pic.twitter.com/8qN4FgOzZD
— Luana AS ~ 児童預り 朝8:15から 2020年3月限定~ (@LuanaAS6) February 29, 2020
【新型コロナ】小学校の臨時休校/学童保育や放課後デイ入所の倍率は?
今回の臨時休校に関しては倍率は関係ありません。
臨時休校による学童や放課後デイの利用は断らない自治体が多いからです。
普段の学童保育や放課後デイは倍率が高いですが、今回の臨時休校に限り、学童や放課後デイは定員を気にせず受け入れてくれるようです。
しかし現場は職員の数がたりず朝から営業ができない学童保育も。
そこで政府は臨時休校の間は教室で小学校教師が対応できるようにして、学童や放課後デイの負担を減らしています。
臨時休校の学童保育や放課後デイは安全?
受け入れる児童が多くなると事故がふえたり、新型コロナウイルスに感染する確率が増えると懸念されてます。
なのでまずは自分達で何とか出来ないか見直してほしいというのが、現場の声です。
東京都だけでも、1875カ所の学童保育に11万人以上の児童が在籍してますが、2020年5月まで3400人以上の待機児童がいる状況。
通常であれば、倍率が高くなかなか利用できません。
特別支援学校の休校に関しては、障害児家庭は学童保育に預けることができないので、放課後等デイサービスを利用してください。
定数は増やす予定ですが、万が一利用できなく、預け先が無い家庭は、特別支援学校での一時預かりを検討しましょう。
【新型コロナ】小学校の臨時休校/学童保育や放課後等デイサービスの感染対策は?
学童保育や放課後デイの新型コロナウイルス感染予防対策は?
・自宅で子どもの体温をはかり、学童保育の指導員に毎朝伝える。
・37.5℃以上の発熱や咳などの呼吸器症状が出ている場合は学童保育は利用させない。
・間近に37.5℃以上の発熱した場合は解熱後24時間以上経過するまで利用させない。
・間近に咳などの呼吸器症状が出た場合は改善するまで学童の利用はさせない。
・学童保育利用時は、子どもにマスクを着用させる。
・学童保育の入口に設置してあるアルコール消毒液で手指の消毒をするよう親に指導させる。
学童保育や放課後デイで怪我をした場合の補償は?
学童保育など、学校側で児童を預かっていて事故が起きた場合、災害共済給付の対象となる場合があります。
万が一の時は問い合わせてください。
問い合わせ先:独立行政法人日本スポーツ振興センター 総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課
新型コロナウイルスにかかった場合
学童保育や放課後デイを利用している子どもや指導員または地域で新型コロナウイルスの感染が拡大している状況であれば休業させる。
その他の子どもを預ける対策として子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)やベビーシッターを利用する。
まとめ
・新型コロナによる小学校の臨時休校で学童保育や放課後デイを利用する場合の費用を全額補償。
・学童保育や放課後デイの入所の倍率は高いが自治体により柔軟に対応し希望者全員を受け入れる体制をつくる。
・学童保育や放課後デイは感染対策を徹底するが、子どもが増えると現場は厳しい。
・受け入れる子どもの人数が増えてきた場合は学校の教室を使い教師も支援員として働けるようにする。
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